行政書士試験一般知識対策!社会保障
みなさんこんにちは。学習の完成具合はいかがですか?
10月13日。あと試験まで1か月ですね。ドキドキしてきました。
後悔しないように、そろそろ体調を整えておきましょう。
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さて、今日は一般知識の対策として、「社会保障」の制度についての解説です。
もちろん試験対策の知識としてだけではなく、万が一の際に私たちも利用できる制度なので覚えておきましょう!
社会保障制度とは
ざっくりいうと、例えば病気やケガ、失業など様々な原因で困っている人を助けるための制度です。
日本の社会保障制度は「社会保険」「公的扶助」「社会福祉」「公衆衛生」の4つのカテゴリーに分けられます。
社会保険
みなさんも求人情報を目にしたことがあると思います。その中に「社保完備」と記載のある会社がありませんでしたか?その「社保」が社会保険のことです。
具体的には①医療保険②年金保険③雇用保険④労災保険⑤介護保険の5つになります。
ここでは⑤介護保険に注意です。超高齢社会といわれる現代では、とても身近な保険ですね。
介護保険
社会保険料が給与から控除されている方も多いと思いますが、若い方は介護保険料は控除されていません。介護保険は40歳以上を対象としているからです。
また、第一号被保険者(65歳以上)と第二号被保険者(40歳以上65歳未満)に分けられます。
ここで、どうして「65歳」で区分されているのか考えてみてください。
わかりますか?答えは、世界保健機関(WHO)において、65歳以上が高齢者であると定義されているためです。(ここから連想ゲーム的に国連の機関について調べていけば覚えやすいです。一般知識の学習のコツですよ!)
保険者は市区町村で、保険者ごとに保険料率が異なります。
そして、被保険者が保険給付を受ける際には要支援認定1・2、要介護認定1~5までの7段階の認定を受ける必要があります。
公的扶助
日本における公的扶助としては、生活保護制度があたります。
内容としては、衣食住の保障としての生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、葬祭扶助等があります。
また、昨年度に問われたものとして、生活困窮者自立支援法という法律があります。これは生活困窮者の家計相談支援や就労訓練、住居がない方への一時生活支援などを内容としています。連続して問われる可能性は低いと思われますが、余裕がある方は確認しておいてください。
社会福祉
児童や高齢者、障碍者福祉を内容としています。福祉専門職員による相談・介護などの人的支援サービスがメインとなります。
例えば児童福祉では出産・子育て支援や保護者のいない児童の養育などです。
公衆衛生
感染症の予防や生活習慣病対策など国民全体の健康の向上を目的とします。保健所などで組織的に行われる活動のことです。言葉を知っておけば問題ないです。
近年話題になる空き家問題については、景観ももちろん、この公衆衛生も悪化するため問題となっています。空き家についても昨年度の試験で問われています。
いかがでしょうか。社会保障制度のポイントとなる部分は以上です。とにもかくにも「社会保険」の分野が一番重要です。特に介護保険については過去数回問われていますので、必ず押さえておきましょう。
試験までラスト1か月。全てを出し切るために、一緒に頑張りましょう。