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行政書士試験の勉強方法!民法編

今回は民法の学習法です。

 

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前回、前々回の記事ではオススメの勉強順についてお伝えしました。まだ見てない方はお先にそちらからどうぞ。

勉強順(法令等)

勉強順(一般知識等)

 

ただし、あくまで私のオススメですので、お好きなところから勉強しても構わないですよ。合格するには自分に合った勉強方法が一番です。(もちろん「合格できる勉強法」に慣れるという考え方もあります。コツの一つですね)どちらにせよ、最終的にはテキストは何回か読むことになります。
 

民法は身近な法律

民法は普段の生活の権利関係や問題の決着法が書いてある法律です。そのため、条文を学習する際に具体例を思い浮かべやすいです。
例えば債権の消滅時効です。
民法167条第1項
債権は、十年間行使しないときは、消滅する。
<<具体例>>
あなたはある日、知り合いにお金を貸しました。しかし、貸したことをすっかり忘れてしまって、請求をしないまま10年も経ってしまいました。
このような時は今さら思い出してもお金を返してもらえないことがあります。
 
これはイメージしやすかったですね。このように条文と具体例を結び付けておけば、覚えやすいです。できる限りイメージは自分か家族、友達など顔を思い出せる人でした方がいいです。そこらへんを歩いている人でイメージしても覚えにくいですよ。
 

元のイメージに新しいイメージを足していく

<<具体例続き>>

10年経っていたためお金を返してもらえないと思っていましたが、5年前に貸していたお金の利息をもらっていたことを思い出しました。このことでまだ債権(お金を返してもらう権利)は消滅していないことになり、貸していたお金を取り戻せます。

 

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相手は債務の「承認」をしているため、その時点で一度10年間という条件がリセットされます。関連する事項に関しては、同じイメージを使える限り元となるイメージは変えないようにしましょう。

 

記述式問題の対策として要件と効果はまとめておく

上記の167条1項であれば、【要件:十年間行使しないとき】【効果:債権は消滅する】となります。要件が満たされれば、効果が発生するんですね。テキストできれいにまとめられていることもあるかと思いますが、自分でまとめることが記述式の問題を解く練習になります。

 

例年民法択一式で9問、記述式で2問の問題が出されています。このうち記述式は1問あたり20点。つまり民法記述式のみで配点が40点あります。

 

もちろん択一式のみで合格点を超えられれば記述式は白紙でも構いません。記述式は例年3問出題されていて配点は60点です。これが0点だったとしても、択一が全て正解なら240点となり合格点は超えています。むしろそれくらいの実力が試験までに身につけば理想です。

ですが、実際にそのレベルまで仕上げられるかはわかりませんので、テキストでの勉強時から練習しておきましょう。要件と効果を頭の中で整理できるのであれば問題ありませんが、テキストに書き込んでおくことをオススメします。

 

では今回はここまでです。

 

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